大阪市議会 2021-03-03 03月03日-03号
(市長松井一郎君登壇) ◎市長(松井一郎君) 港湾における物流機能の強化に向けた取組については、多様な外航コンテナ航路を有している大阪港と内航ネットワークが充実している府営港湾の双方の強みを生かし、両港を利用して貨物を輸送する事業者を支援する新たな集貨事業を実施することとしています。
(市長松井一郎君登壇) ◎市長(松井一郎君) 港湾における物流機能の強化に向けた取組については、多様な外航コンテナ航路を有している大阪港と内航ネットワークが充実している府営港湾の双方の強みを生かし、両港を利用して貨物を輸送する事業者を支援する新たな集貨事業を実施することとしています。
大阪港と府営港湾8港を管理する組織として、大阪港湾局が10月1日に発足してから約2か月が経過しました。3年前の話ですが、平成29年12月に大阪市会議員海外視察団は、大阪港の姉妹港であるフランスのル・アーヴル港を訪れました。
具体的には、港湾物流の観点から引き続き国際コンテナ戦略港湾の取組を進めるとともに、コンテナやフェリーに強い大阪港と、エネルギーや中古車に強い府営港湾との各港の特性を生かし、戦略的なポートセールス等を展開する。併せて防災機能の強化などに取り組んでいく。
2点目、国際コンテナ戦略港湾である大阪港とエネルギーやバルク貨物が主体になる府営港湾の堺泉北港や阪南港とで、どう相乗効果を発揮していくかが課題であると私は思っております。それゆえ今後のポートセールスについての展開はどのようになるのか、説明をいただきたいと思います。 3点目、港湾計画について。 2020年代後半を目標年次として、2019年3月、方針を定め、計画が改定されております。
また、大阪港と府営港湾の港湾施設の状況や貨物の取扱量などの情報を府市で共有することにより、利用者のニーズに幅広く対応するといったリアルタイムな情報の共有、分析、活用による効果的な取組が可能となりますし、さらに事務の一体化、効率化で生み出された人材を、一層、港の利用促進、利便性の向上、さらなる防災機能の強化に向けた施策へ活用するといったことも考えられるなど、今回の港湾局の設置や府市港湾の一元化は、大阪
権限と財産については、港湾管理者は大阪港は大阪市、府営港湾は大阪府であり、知事、市長の権限に変わりなく、予算や財産も府市で別々であり変わらない。職員については、知事、市長の協議により市長が選任し、府市の併任を受け、身分の取り扱いは幹事団体である本市職員となる。当面は現行の府市の組織体制と職員配置を引き継ぐ旨、答弁がありました。
また、港の格も、大阪港は国際戦略港湾であるのに対して府営港湾は国際拠点港湾、重要港湾、地方港湾で構成されております。おのおのの歴史の中で、大阪港は国際コンテナ戦略港湾施策を担う港、またフェリーやクルーズ客船の港であり、一方、府営港湾は私企業の原料やエネルギー供給の港、また中古車の輸出港として発展しております。
ご存じのとおり、港湾物流機能の強化拡充というちきりアイランドの設置目的もあり、保管施設用地への誘致については、阪南港及びその他大阪府営港湾公共係留施設に接岸する船舶からの陸揚げ、または船積みされる貨物を取り扱うための倉庫や物流関連施設等を建設する事業所との要件がございますが、見通しとしてはいかがなものか、お示しください。
ご存じのとおり、港湾物流機能の強化拡充というちきりアイランドの設置目的もあり、保管施設用地への誘致については、阪南港及びその他大阪府営港湾公共係留施設に接岸する船舶からの陸揚げ、または船積みされる貨物を取り扱うための倉庫や物流関連施設等を建設する事業所との要件がございますが、見通しとしてはいかがなものか、お示しください。
なお、府市港湾の一元化に関しても、全く役割、特徴の違う本市の大阪港と府営港湾である堺泉北港、阪南港を一元的に管理したとしても、それで国際競争力がつくなどということは絵そらごとであり、大阪港にとってのメリットはありません。港湾は市民生活とも密接にかかわりを持っており、それぞれの特徴を生かした運営こそ求められるものであって、府市港湾の一元化はきっぱりやめるべきであります。
附帯決議 ◯ 港湾管理者の統合については、国際コンテナ戦略港湾「阪神港」の国際物流機能の強化に資するために、大阪府営港湾だけではなく、神戸港、尼崎西宮芦屋港を含む大阪湾諸港の統合を見据えること。 ◯ 新港湾局設立にあたって必要な法改正の実現性が定かでないことから、システム化関係経費の予算執行にあたっては、法改正の動向などを十分踏まえること。
次に、誘致活動でございますが、これまでの竣功用地につきましては、大阪府営港湾ポートセールスを毎年東京と大阪において開催し、企業に対し情報提供を行うとともに、大阪府とともに企業訪問等を実施してまいりました。フェニックスにつきましては、現在、用地が竣功しておりませんが、企業誘致におくれをとらないよう、竣功前からフェニックス用地についてPR等を大阪府ともども積極的に展開してまいりたいと考えております。
平成8年6月に供用開始されました本市の南高砂に属します府営港湾助松埠頭Bバースの利用状況につきましてでございますが、現在の経済情勢を受けまして、取り扱い貨物量が思わしく伸びていないというところが現状でございます。
本市南高砂にございます大阪府営港湾助松埠頭のBバースが平成8年6月に供用開始され、また現在、Bバースから沖側に国の直轄事業として水深14メートル、5万トン級のコンテナ船が接岸できる埠頭の建設工事が進められております。Bバースは、中国、韓国と定期航路が開設されておりますが、現在の経済情勢を受けまして、なかなか貨物量が思わしく伸びないところでございます。